抗酸化
リバース工法

抗酸化リバース工法

お部屋の空気環境を変える
抗酸化リバース工法

リバース工法の基本施工は室内の床・壁・天井の下地材または仕上げ材にリバース溶液を含んだ材料を塗布することにより、室内の空気環境を整えます。

リバース溶液の働きによって、シックハウス対策・消臭・酸化抑制・静電気制御・省エネなどの優れた効果を発揮し、快適な室内の空気環境をつくります。
私たちが毎日体内に取り入れている物質量を100とすると、そのうち室内空気は57%も占め、食物は7%、飲料は8%と言われています。いかに室内環境が大切かわかります。

※リバース溶液とは
安全な材料だけでつくられ、必須ミネラルを多く含み触媒機能を有する培養液です。
専門の研究機関で有害化学物質の低減、消臭、酸化抑制することが立証されています。

シックハウス対策

リバース工法で施工する(リバース溶液を添加して作られた建築資材を使う)ことで、室内に発散している有害化学物質が分解低減され、安心して暮らせる空気環境が保たれます。
下の図は同一建物内で、リバース工法採用の有無による空気環境の分析結果です。
グレーの棒グラフは、対象化学物質の濃度指針値を示し、オレンジのグラフはリバース工法施工を行った室内、ブルーのグラフは行っていない室内の化学物質の濃度を表しています。
※物件完成時空気採取。
リバース工法施工を行ったオレンジのグラフは、すべての化学物質の指針値を下回っていることを示しています。

さらに下の図はリバース工法の完成時と、同室内の約4か月経過後の室内空気環境の分析結果を比較したものです。
持ち込み家具の影響でトルエン等数値の上がったものもありますが、おおむね指針値を下回っています。アルデヒド類はさらに数値が下がっています。

消臭効果

リバース工法で施工したお部屋では、建材から発散する有害化学物質の臭いはもちろんのこと、お部屋にこもる生活臭(調理・ペット・トイレ等)も分解低減し、さわやかな空気環境を保ちます。
臭いの要素であるアンモニア(アルカリ性)と酢酸(酸性)の双方に消臭効果があります。

酸化抑制効果

過剰発生した活性酸素が酸化や老化、そして様々な病の元になっているということは、近年多くの医療関係者の情報やマスコミ、書籍等で知られるところですが、活性酸素の発生原因として挙げられる主なものは下記の通りです。

「呼吸したとき(エネルギー代謝の過程でわずかに発生)」
「化学物質が体内に取り込まれたとき」
「過度のストレス状態にあるとき」
「激しい運動をしたとき」
「ウイルスに感染したとき」
「油や添加物を含む食物を摂取したとき」
このように、化学物質も活性酸素の過剰発生の原因の一つです。
「人間は一日に空気を15kg~20kg程取り入れている」といわれるほど、空気は人間にとって重要なものです。

人間の免疫力は23時頃から午前4時頃が一番上がると言われていますが、有害化学物質が多い空間では、逆に室内有害化学物質に大量に暴露することで、免疫力が低下し、酸化や老化が更に加速されます。
リバース工法ではこの室内有害化学物質を分解・低減させるとともに、臭気や湿度といった空気環境を整えることにより、環境から受けるストレスの低減になり、結果として活性酸素の発生を減らすことが可能で、酸化を抑制することにつながります。

静電気制御

リバース工法に使用するリバースコート専用珪藻土は、焼成していないため結晶シリカの含有量が0.2%以下と低く、珪藻土の特徴である細かい孔(穴)がほとんど破壊されず保たれているため、この細かい孔に水分をうまくため込むことができ、吸放湿性能が十分に発揮されます。
界面活性剤が空気中の水分を吸い寄せるのと同じように、珪藻土は細かい孔に水分を取り込んで水分を保持し、また、放湿性能により湿気の少ないときは放湿するため、帯電防止にも効果が期待できます。

省エネ

夏の場合
リバースコート(リバースコート専用珪藻土)の調湿効果により、体感温度がマイナス3℃~最大マイナス6℃になります(ミスナールの体感温度の計算式による)。
人は汗をかくことで、汗が蒸発する際の気化熱で皮膚の表面から体温を奪い、体温調節をしています。
空気が乾燥して湿度が低いときは汗が蒸発しやすいので、体から熱が奪われて涼しく感じますが、ジメジメして湿度が高いときは汗は蒸発しにくく、気化熱も小さいため、体温が下がりにくくなり暑く感じます。
冬の場合
外気温が低い環境下でも、発泡スチロールに手を置くとあたたかく感じますが、これは発泡スチロールが空気を含んでおり熱伝導が低い(熱が伝わりにくい)ため、自らの熱が跳ね返ってあたたかく感じるのです。
リバースコート専用珪藻土は孔が多く、空気含有量も多いため、リバースコートを施工した壁面と空間が発泡スチロールの例と同様の現象を起こし、熱が逃げにくくなります。